軍用地投資のメリット
ローリスク
借主は国ですので、家賃滞納の心配がありません。
広大な土地の一角を所有し賃貸借しますので、空室リスクはありません。(施設によっては返還リスク有り)
ローコスト
建物は無く、土地だけの賃貸借ですので、建物の修繕費や退去後の原状回復費用、大規模修繕費用、自然災害での修復費用がかかりません。
ミドルリターン
軍用地の利回りは2%弱
借地料は毎年約1%前後上昇中。複利の力で長期保有がおススメです。
例えば、500万円手元に現金があるとして
軍用地の手引き引用
収益年数 | 軍用地 | 定期預金 |
年間借地料(円) | 利息(円) | |
1年目 | 100,000 | 1250 |
2年目 | 101,390 | 1250 |
3年目 | 102,799 | 1250 |
4年目 | 104,227 | 1250 |
5年目 | 105,675 | 1250 |
5年合計収入 | 514,091 | 6,250 |
軍用地借地料と定期預金利息 その差 約80倍
毎年の借地料が複利で毎年約1%前後増えていくのが、軍用地投資の最大の魅力の1つだと思います。
借地料 | 倍率 | 坪数 | 坪単価 |
311,296円 | 65倍 | 44.16坪 | 45.8万円 |
減歩35% | 坪単価 | 購入価格 |
28.7坪 | 70.5万円 | 20,234,000円 |
減歩35% | 坪単価 | 売却価格 |
28.7坪 | 200万円 | 574万円 |
減歩35% | 坪単価 | 購入価格 |
28.7坪 | 600万円 | 1億7220万円 |
軍用地の手引き引用
キャピタルゲインはシミュレーション(妄想)と言われるかもしれませんが、
実際に沖縄県北中城村の泡瀬ゴルフ場跡地がライカムのショッピングモールの建設地になったり、那覇市おもろまちが商業地として開発され、
購入時から数倍の売却益が出た実例は沢山あります。
流動性が高い
軍用地の物件数が少なく、購入希望者が多い需要過多の現状です。
売買価格が500万~1,000万であれば、数日から1か月程で買手がみつかる状態です。
相続税対策に最適
地目は雑種地や畑が多く、また、借地権が設定されている為、固定資産評価額が低く、評価額から40%減額されます。
軍用地の相続税評価額の算定方式は
固定資産税評価額※1✕公用地の評価額倍率✕(1-40%※2)
※1 公用地の評価倍率は路線価HPで確認できます。 ※2 借地権割合で40%減
例えは
3,300万円の軍用地を購入した場合①
施設名 | 嘉手弾薬地区 |
固定資産評価額 | 741万円 |
登記簿上の地目 | 山林 |
評価倍率表による倍率 | 3.6 |
相続税法第23条による評価減 | 40% |
相続税評価額 741万円×3.6✕(1-0.4) | 1600.6万円 |
3,300万円の軍用地を購入した場合②
施設名 | キャンプ・ハンセン |
固定資産評価額 | 4万円 (固定資産評価証明書の備考欄に近隣雑種地の1㎡当たりの固定資産評価額が記載) |
登記簿上の地目 | 雑種地 |
評価倍率表による倍率 | 3.6 |
相続税法第23条による評価減 | 40% |
相続税評価額 741万円×36✕(1-0.4) | 86.4万円 |
①の3,300万円の現金を沖縄市の嘉手納弾薬地区に置き換えてみた場合、
相続税評価額は3,300万円から1,600.6万円と約2分の1になりました。
②の3,300万円を金武町のキャンプ・ハンセンに置き換えてみた場合、
相続税評価額は3,300万円から86.4万円と約38分の1になりました。
この理由は、下記評価倍率表の通り、伊江島・恩納村・宜野座村・金武町・国頭村・久米島町の軍用地については、公用地用評価倍率表は数百倍の倍率に設定されており、この数値を参照してしまうととんでもない評価額になってしまう為、固定資産税納税通知書に記載された雑種地の評価額を用いるのではなく、近隣の雑種地の価格に面積を乗じた評価額を用いています。
出典:令和5年度沖縄県公用地用の評価倍率表より